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藤沢の鍼灸院で味覚障害を回復

2018/11/19
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食べ物を美味しいと感じるには味蕾がしっかり機能していなければなりません。

味蕾とは舌の表面上の先端側に広く分布、味細胞として味刺激を受け取り、大脳の味覚中枢へ信号を送ります。原因として多いのは薬害性味覚障害で続いて特発性、原因不明、亜鉛欠乏症、心因性、嗅覚障害、口腔疾患、末梢神経障害、中枢神経障害などがあげられます。

味覚減退、味が薄くなった、味が感じにくい。味覚消失、無味症、全く味がしない。解離性味覚障害、甘味だけがわからないなど様々あります。

原因。物質の欠乏。亜鉛の欠乏により味覚障害が引き起こされるが薬剤の亜鉛のキレート作用が原因であると考えられる味覚障害は亜鉛欠乏性の味覚障害と区別される。リウマチ治療、向精神薬、抗がん剤、AIDS治療薬。

原因。高血圧薬。インフルエンザなども一過性の味覚異常。不愉快な甘みは肺の小細胞がん。苦味。歯周病、歯槽膿漏から発生した膿。塩味。炎症組織からの出血、組織液の漏出。酸味。異種金属充填物間の電解質反応。歯科治療で原因が除去されると味覚異常が改善。

薬剤性味覚障害。薬によっておこる薬剤性味覚障害は全体的に味を感じなくなる、味が低下する症状。原因薬は降圧剤、消化性潰瘍治療薬、抗うつ薬、抗菌薬、効丸薬。亜鉛キレート作用のある薬や唾液分泌を抑える薬。薬剤は副作用があるので出来るだけ減らしたいですね。

では味覚障害の方の当院の施術ですが、味覚の支配神経は舌の前2/3を顔面神経

舌の後ろ1/3が舌咽神経が支配しています。主に頭皮針で脳神経に対応するツボを刺激し神経伝達を正常にさせるように働きかけます。そうすることで味を感じる機能回復につながります。

早期の施術が回復につながりますので、お困りの方はぜひご相談下さい。