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蕁麻疹の原因と治療
2019/02/22
寒くなって来る時期に蕁麻疹の症状がひどくなる方が多くなります。皮膚表面の所に熱、陽気が停滞してしまう事によって、蕁麻疹なり皮膚炎、アトピーなどの症状が起こると東洋医学では考えられます。寒くなって来た事によって毛穴や汗腺がキュッと締まった状態、開くことにより身体の熱が外に出ていくんですけど、陽気の発散が妨げられているという状態になっているのでこの時期、寒暖差で蕁麻疹が出やすくなっています。五臓六腑で言うと肝臓、脾臓などのアンバランスがあると蕁麻疹、皮膚湿疹が出やすくなって来ます。具体的に言うとストレスや疲れが溜まっても出ます。生活習慣の乱れや睡眠不足には気を付けてもらいたいです。おへその横の縦のラインや肋骨のある肝臓の当たりに硬さ、引きつりがあるようであれば肝経の気が乱れてて蕁麻疹が引き起こされているのかなと思って見て下さい。あるいは脾経で疲れているような方は手足がだるかったり、朝起きても疲れが取れないと言った症状が出ていると思います。どうすればいいのかと言うと一番は鍼灸治療を受けてもらう事ですね。五臓六腑の乱れた症状を鍼灸する事で体を良い状態に整えれば蕁麻疹の痒みなども治まります。あとセルフケアの部分ですが皮膚表面の熱の停滞が湿疹の症状として出て来ますので、これを外に逃がしていけばいいんですね。その為には運動して毛穴や汗腺を開いてあげる。有酸素で汗をかく発汗するような運動ですね。あるいはサウナやお風呂で汗をかくのも有効だと思います。疲れに関しては睡眠をしっかりとればだいぶ違います。食べ物に関しては甘いものの取りすぎは良くありませんので気を付けて下さい。蕁麻疹でお悩みの方は鍼灸施術を受ける事をお勧めします。